結婚相談所でステキな相手と出会ったのに、相手は既婚者だったというトラブルは本来あってはならないことです。
でも、ネット婚活や婚活パーティなど、現代の結婚相談所の形態も様々なので、紹介された相手が既婚者だったというケースはゼロではありません。
トラブルに合わないために、独身証明書の提出を必須条件としている結婚情報サービスが増えています。
独身証明書とは?
トラブルを回避するために、独身証明書の提出を義務付けている結婚相談所は少なくありません。
独身証明書とは、独身であることを証明する公的書類のことです。
「結婚情報サービス・結婚相談者提出用証明書」というのが正式名称です。
独身証明書には、本人の氏名、生年月日、本籍地、本人が独身であるという記載が載せられています。
公式書類なので、万が一偽造すれば公文書偽造となり、りっぱな犯罪になります。
独身証明書に有効期限はありませんが、結婚相談所で3ヶ月から6ヵ月以内に取得したものを提出するように義務付けられている場合が多いようです。
ちなみに、国際結婚する際に必要になる「婚姻要件具備証明書」とは別物なので間違えないようにしましょう。
独身証明書の入手方法は?
独身証明書は、各自治体で発行してもらえます。
お住まいの地域の区役所、市役所、町村役場で申請しましょう。
必要なものは、本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)、印鑑です。
申請書に記入して窓口で申請すればその場で発行してもらえます。
郵送でも申請できます。郵送の場合は、記入、捺印済みの申請書、返信用封筒(切手を貼り住所氏名を記載)、本人確認書類のコピー、手数料分の定額少額為替(郵便局で購入)を市町村役場の窓口あてに郵送します。たいてい1週間程度で発行されますよ。
発行手数料はお住まいの自治体によって違うので、窓口または各自治体のホームページで確認してみましょう。
本人以外の人が申請する場合は委任状も必要になります。
独身証明書は信頼のチケット
本当に悲しいことですが、真剣に結婚を考えている人をだまして、結婚をエサにお金を貢がせたり、体目当てで近づいてくる人は実際にいます。
ですから、信頼できる結婚相談所を探すことは大切です。独身証明書の提出が必須となっている結婚相談所を選ぶのは賢明なことです。
独身証明書を取得するのは恥ずかしいと感じて躊躇する人もいますが、独身証明書を提出すると、安心して相手を探せると同時に、相手にも安心してもらえるというメリットがありますよ。
結婚詐欺などのトラブルにあって傷つくのは自分です。
自分の身を守り、安心して婚活に励むためにも必要なことです。
一つの安心材料であり、相手にも信頼してもらえるので質の高い相手に巡り合えるチャンスを広げることができるかもしれませんね。