結婚相談所での婚活の取り組みのひとつとしてお見合いがあります。
ひと昔まえまでは結婚と言えば家と家の結びつきの要素が多く、9割がお見合い結婚でした。
それが近年では自由な風潮から恋愛結婚が主流となっており その割合も若い世代では約9割と、昔と完全に逆転していると言えます。
現在は少子化や若い人の結婚離れなど以前には無かった問題なども取りざたされていますが、
結婚離れの最大の原因はやはり『結婚相手に出会えないこと』です。
職場や合コン・パーティー・婚活アプリなど さまざまな出会いの形式がある一方で、
出会いがあっても結婚まで発展することが少ない―というのが現状となっているのです。
最近では婚活という言葉も世間一般に広く使われるようになったため、
よりオープンに、そしてより良い結婚相手を探そうと活動する男女が増えました。
そういったことから、お見合い結婚の合理性が再び見直されていると言えます。
お互いに目的(ゴール)が結婚という前提で出会うので結果がすぐ出る
恋愛結婚にはないメリットとしては やはり、
『ゴール=結婚』という目的をもった出会いであることが大きいです。
お見合い後に与えられる選択にはイエスorノーの2択しかないというシンプルさもあって、
恋愛結婚でよくあるような駆け引きであったり お互いの気持ちに振り回されるといったような疲れるようなこともないわけです。
さらに相手に対して『自分とは合わないな・・・』というような場合でも、
結婚相談所では仲介者であるアドバイザーがいるため 断りやすいというメリットもあります。
その他にも、相手を選択する前からお互いの親族が絡んでくることも多いため
両親やまわりから反対されるといったことがない点、
身元のしっかりした人に出会える点など、
恋愛結婚に比べ結論が早く出やすいポイントがいくつもあると言えます。
恋愛結婚に比べて離婚率が低い
現在の日本では3組に1組の夫婦が離婚すると言われています。
そんな中、お見合い結婚は恋愛結婚に比べて驚くほど離婚率が低いんです。
恋愛結婚の離婚率は40%と言われるのに対し、お見合い結婚は離婚率が10%と両者にかなりの差があることがわかります。
お見合い結婚では『好き』という一時的な高揚感に流されるようなこともなく、
常に冷静かつ慎重に相手を見ることができます。
自分が結婚相手に望む条件に合った人の中から選ぶので、
恋愛結婚にありがちな『こんなハズじゃなかった』といったようなことがありません。
また、相手の内面がわからない状態から関係を築いていくことから、
一緒に暮らしていくうちに『この人にこんなに素敵な一面もあるんだ』と
ポイントが加算されていく方式になりやすいのです。
結婚してから月日の流れとともにどんどん相手のことを好きになっていく・・・というカップルも多いため、恋愛結婚よりも離婚率が低いのでしょう。
結婚相談所のお見合いは現代の婚活にピッタリ
結婚相談所はその人その人に合った相手を紹介してくれるのが強みです。
恋愛結婚にはないメリットや合理性があることから再び注目されているお見合い結婚ですが、
その機会を多く得られる結婚相談所での婚活は、
忙しくてなかなか出会いがない方たちや
結婚を真剣に考える現代の男女にとってピッタリの形式であると言えます。