結婚相談所に入会したからと言って、すべての人が結婚できるわけではありません。
ある結婚相談所では、成婚率は10から20%程度にとどまっています。
成婚できる人、できない人の間にはどんな違いがあるのでしょうか?
成婚できない人ってこんな人
結婚相談所に入会してかなりの期間がたつのに成婚できない、なかなか結婚できずに結婚相談所を次々に変えている…
そんな人たちには、ある共通点が見られます。
それは「高望みしすぎる」です。
これは、一般的な恋愛関係においても同じですね。
相手に求める条件が高ければ、それだけ出会う確率は低くなります。
このような人たちに共通しているのは、自分のスペックは無視しているという点でしょう。
たとえば高収入を条件にあげる女性もいますが、年収1,000万の男性を希望するならば、相手の男性の配偶者としてふさわしい教養や社交性をみにつけているか、相手の親戚と釣り合うのかどうかなど、冷静に判断してみましょう。
本人だけに限ったことではありません。
たとえば、40代の娘さんを結婚相談所に入会させたいご両親に、50代の男性を紹介したところ「うちの娘をバカにしているのか」と憤慨されてしまったというケースがあります。
親にとってわが子はいつまでも可愛いもの。
でも、娘はいつまでも20代ではないということを忘れていては、婚活が成功するはずもありませんね。
100%理想の完璧な相手というのは、空想の世界のものであって、現実には存在しません。
そこを理解していないと、せっかくの良い御縁も逃してしまうことになるんです。
成婚できる人ってこんな人
結婚相談所で成婚できる人にも共通点がみられます。
まず、「柔軟性があり素直」な人は男女ともに成婚できるケースが多いです。
お見合いで断られても、アドバイザーの意見を活かして次にいける人は成婚できる可能性が高いです。
柔軟性がある人は、自分の理想に固執しません。
少し自分の理想とは違っても、タイプでないとしても「会ってみようかな」「話をしてみようかな」と積極的に思える人は、意外と早く成婚できます。
柔軟さや素直さがないと頑固になるので、アドバイザーの意見に耳を貸さず、自分を変えようとしないので、現実から目を背けて失敗を他の人のせいにします。
また、「気遣いや思いやりがある」人も成婚できる確率が非常に高いです。
気遣いや思いやりのない人はすべてのことにおいて自分を主体で考えます。
悩みを相談すれば「僕はこうだった」「私はこうした」と、自分の話しばかりします。
自分の権利ばかりを主張し、束縛し、思い通りにいかないと拗ねたり、怒ったりするかもしれません。
でも、相手に対して気遣いや思いやりを示せる人は、相手の立場にたって考えるので、仕事が忙しい時期に連絡をくれないと怒ったりすることはありません。
柔軟さ、素直さ、気遣い、思いやりなどは結婚生活で必要とされる特質ですね。
収入や職業、外見も大切ですが、一緒にいて心地よいと感じられる性格の人が望まれているようです。