1 IBJ(日本結婚相談所連盟)とは?
IBJ(日本結婚相談所連盟)とは、結婚相談所のネットワーク組織です。
全国44都道府県にある約1,400件以上の結婚相談所が協力関係を築きながら幸せな成婚に向けて日々活動しています。
連盟全体としての登録会員数は約58,000人、新規入会者は毎月平均2,000人以上と年々利用者が増加しています。会員の年齢分布は20代から60代までと幅広く、ボリュームゾーンは30代前半から40代前半です。
IBJの大きな特徴は「お見合い」システムです。IBJではお見合いを「成婚に繋がる婚活」と考え、人と人が直接会う機会を大切にしています。
毎月約12,000組のお見合いが成立しているだけでなく、成婚した会員数も2014年は3,872名、2015年は4,512名、2016年が4,739名と、年々上昇してきているんですよ。「仲人カウンセラー」と呼ばれるスタッフが会員同士の出会いからお見合い、成婚に至るまでをきめ細やかにサポートしています。
2 どんな形態があるの?
IBJの活動形態の1つはネットのシステムを生かしたお見合いです。会員自身が自分のパソコンやスマートフォンで相手を探してお見合いを申し込みます。
詳細なプロフィールの紹介や、細かい希望条件による検索機能、フィーリングが合いそうな人と出会える共感マッチ検索など、検索システムに様々な工夫があります。最近では女性からのお見合い申し込みも積極的に行われているんですよ。
もう一つの形態は、お見合いパーティーです。お見合いの前段階として、10~30名ほどの規模で行われています。実際のお見合いの前に気になる相手と会えたりすると、お見合いへのハードルがグッと下がるものです。
初対面同士が緊張したり、特定の人だけに会話が集中したりしないよう、一人ずつ順番に自己紹介をしたり、フリートークの時間を設けたり、会の運営に細かい配慮があるので、安心して参加することができますよ。
美味しい料理やお酒を楽しんだり、シーズンや旬を先取りした楽しい企画があったり、参加するだけでも楽しい気持ちになれるパーティーです。
3 IBJと他の連盟との違いは?
IBJが他の連盟と違う点は、それぞれが独立した結婚相談所がお互いに協力関係を持ち、日本最大級の会員基盤を持っている点です。全国に広がる結婚相談所をつなぐネットワークシステムも充実しています。
一つの相談所に登録するだけで、全国の会員とつながる事ができるのはIBJの何よりの強みです。
また業界では唯一の東証一部上場企業であることも特徴です。
個人情報を開示しなければならない婚活サービスにおいて、信頼性は何よりも重要です。IBJは「個人情報の保護体制の整備にしっかり取り組んでいる」と認定された団体にだけ与えられるPマーク(プライバシーマーク)も取得しています。
便利で使いやすいシステムと信頼性が高い成婚率を支えているんですね。
4 まとめ
インターネットが普及する前のお見合いでは、結婚相談所は紙面のプロフィールを郵送やFAXなどでやりとりしていました。
IBJでは業界内に先駆けて会員データベースを構築し、便利で分かりやすいシステムを作り上げてきました。ただ、いくらネットワークが発達したといっても、結婚には人と人が直接会って分かりあっていくプロセスが欠かせませんよね。
IBJでは昔ながらの「おせっかいな仲人さん」の心を大切にしています。
仲人カウンセラーは「どうしたらこの人の良さがお相手に伝わるだろう」と常に考え、おせっかい精神を発揮しながら会員の活動をサポートしています。